キングカズ伝説 「カズと野球」編

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648 ：水先案名無い人：2007/12/06(木) 01:38:19 ID:6cPxVqcF0
カズと野球

四国山地にある人口1万人余の町の高校で野球部の監督に就任し20年目、
悲願の甲子園出場を果たし
「山あいの町の子供たちに一度でいいから大海を見せてやりたかったんじゃ」
と言ったのは元池田高校監督の故・蔦文也だが、
「いつかW杯に出たい」と語って海を渡り、帰ってきて
「日本をW杯に連れて行くために帰ってきた」と宣言し、
その言葉どおり、踏み出してから
15年間にわたって先頭で舵を取ってきたのは、カズ。

後にそのシーズンの逆転優勝の転機
と言われた試合で首位・西武に完封勝ちし、
「みんなの気持ちを球に込めて僕が代表して投げました」
と普段は朴訥なのに熱くインタビューに答えたのは
元ダイエーの若田部健一だが、
「魂込めました、足に」と、気持ちではなく魂を、
しかもボールではなく足に込めたのは、カズ。

妻に「あなたは私よりドジャースを愛しているの？」と問い詰められて
「そうさ。でも、ラムズやレイカーズよりは君のことを愛している」
と奥さんにチーム愛を説いたは元ドジャース監督のトミー・ラソーダだが、
W杯の際に「優勝する国はどこか？」と予想を聞かれて
「サッカーを一番愛している国が優勝するよ」
とサッカー愛を説いたのは、カズ。


そういえば、1993年にJリーグが開幕し
流行語対象にも選ばれるなどマスコミが
「これからは野球よりもサッカー」と言っていた頃、
それでも「僕は野球好きですよ」とマスコミの目の前で
キャッチボールをしていたのも、カズ。キングカズ。